
小さい頃は寝る前によく本を読んでくれたよね?

同じ本ばかりリクエストされたね。いつの間にかお話を覚えてて、逆に読み聞かせをしてくれたこともあったね。今でも覚えているお話はある?

ひとつもないね(笑)
公立図書館で働いていたときに、多く聞かれた質問があります。
それは、「読み聞かせは毎日するべきですか?」ではなく、「したほうがいいですよね?」というものでした。
たしかに読み聞かせのメリットは至る所で紹介されていますよね。
でも、「毎日は大変・・・」という気持ち、本当によくわかります。
1秒でも早く寝てほしい・・・「理想と現実」
私も子どもが小さい頃、「毎日読みたい」と思っていました。
妊婦時代には、「この本も、あの本も読んであげたい」と思っていたのですが・・・
いざ育児が始まると、余裕がない日はイライラしてしまい、
(とにかく1秒でも早く寝てほしい)
と、思ったり、
(寝る前に楽しく本を読みたいのに、なんの時間・・・)
と、イライラの後に落ち込んだり。
そこで私は、「自分も楽しくないことは続けられない」と開き直りました。
・読み聞かせは義務ではない
・読んでも1冊しか読まない
・週に3冊読めたら満点にする
そうやってマイルールを決めました。
読み聞かせは義務ではないので、自分がラクに、また楽しく読めるようにルールを決めるのはおすすめです。
ちなみに私はたまに、「子守歌」も取り入れていました。
長くても1分くらいなので気楽ですし、たまに歌うとイベント感が出ます。
ベテラン司書の方々のゆるい考え方
読み聞かせについて、ベテランの司書や児童担当の司書に聞くと、みなさんこう言います。
「負担に思われている方が多いよね。絶対ではなく、やろうかなくらいの気持ちでじゅうぶん」
「読めるときは、楽しい時間にする」くらいの、ゆるい考えでいいんだと改めて思いました。
また、図書館ではこんな質問も多かったです。
「子どもにたくさんいろんな本を読むべきですか?」
どんどん新しい本を読んでほしい子、同じ本やシリーズものを読んでほしい子などいろんな子どもがいます。
我が家は転勤族ということもあり、持っている絵本はとても少なく図書館を利用していたものの、寝る前の読み聞かせで選んでくる本はだいたいお気に入りの『めいさくのたからばこ』(Gakken)でした。
正直
(またこの本か・・・)
と、思いつつ、たまーに無の気持ちで読んでいたのですが、子どもが2歳くらいの時から、「本を読んであげます」とお話を始めてくれるようになり、それがちゃんと絵にあった内容でした。
(あぁ、覚えるくらいこの本が好きなんだな。そして、ちゃんと聞いていてくれたんだな)
と、子どもの力に感動したのを覚えています。
いろんな本を読んでたくさんの知識を得る子、同じ本を繰り返し読んで内容を深く理解する子、どちらも本当にすてきだと思います。
幼い頃の読み聞かせが発育などにどのように影響するのかーー。 あんなに繰り返し読んだ『めいさくたからばこ』も今や、「・・・そんな本があったような?」くらいの記憶しかない我が子を見ていると、正直なところよくわかりません(笑)
ただ、「ママが絵本を読んでくれたね」という記憶は残っていて、私はとてもうれしく思っています。読み聞かせをすると少し寝る前に親子で楽しい気持ちになる、そんな関係だといいなと思います。


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