どこにいっても「どうぞ」と迎えてくれる場所
不思議なことに図書館は大体どこの土地でも同じ雰囲気がします。
静かなカウンター、ずらりと並ぶ書架、黙々と働く司書の方々。
そして読書をしている方や、子供のコーナーには親子連れと、誰でも「いつでもどうぞ」という空気が流れている気がします。
「引っ越してきたの?」あたたかい会話に救われた
私は子供と利用登録に行った図書館で、おすすめの公園を教えていただいたことがあります。
引っ越し当初は知り合いも全くおらず、帰りの遅い夫を毎日待ち構えては、溜まった寂しさをぶつけるように猛烈に喋りまくる・・・当時、そんな生活だった私に、カウンターの司書さんは優しく話しかけてくださいました。
「最近、引っ越していらしたの?」 「もうこちらの生活には慣れましたか?」
そして、「ここの公園、小さいお子さん連れにはとってもおすすめですよ」と、地域の耳寄りな情報を教えてくれました。
見知らぬ土地で、誰とも話さない日々を過ごしていた私にとって、その何気ないお喋りがとてもとてもうれしく。今でもよく思い出す大切な記憶です。
「どこへ行っても変わらない空間」があるということ。
それだけで、不安でいっぱいだった私の心は、すっと落ち着きを取り戻すことができました。
本を読むだけじゃない!
また、公共図書館で働いていたときの話ですが、ある旅行者の方が「急遽延泊しなければならなくなったけれど、ホテルがどこも空いていなくて困っている」と、カウンターに相談に来られたことがありました。そのときは、地元のベテランスタッフが、すぐにお力になることができました。
図書館というと、「本を静かに読むところ」「本を借りて返すだけの場所」と思われがちかもしれません。 でも、実は思った以上に力になってくれる温かい場所なんです。
ぜひ、図書館へ!気軽に行ってみてくださいね。


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